特別養護老人ホームはとみね荘(高畠町)

○特別養護老人ホーム「はとみね荘」は、平成11年に開所をした職員数70名の施設です。こちらでは、職場研修担当の島嵜慎一さんにお話をうかがうことができました。
 平成16年度は月2回のペースで研修を実施していましたが、思うように参加者が集まらず、平成17年度は研修のあり方を再度検討を進めていたとのことでした。参加者が伸び悩んだ原因としては、参加対象を明確にしていなかったこと、時間帯の設定などに課題があったのではないかと分析していました。職員への研修アンケートをとおして、多くの職員が参加できる仕組みを検討していくそうです。
 
 また、はとみね荘では、研修が組織の活性化のためのシステムとしてきちんと位置づけがなされていることが特徴的でした。
 新任職員に対しては、オリエンテーション後1ヶ月間、日課や所感を記入する研修ノートを指導担当者と交換し、課題整理を行っていました。1ヶ月後には荘長、ケアワーカーも交えての振り返りを行い、きめ細やかなフォローを行っていました。
 また、各職員はそれぞれ「研修受講・修了暦」を作成し、個人や組織として、成長の足跡をきちんと記録していました。
 さらに、「自己申告書」(健康管理や利用者への接し方、安全への配慮など小項目が20程あり、5段階評価で自分の到達度を評価していく)を作成。申告書をもとに施設長との年2回の個別面談を行うことで、自己の課題や新たな目標を見つけていく仕組みを作っていました。

島嵜さんからは、介護保険導入後、より良いサービスを提供し選ばれる施設となるために、人材という資源をもっとも大事と考えている、とのお話しをいただきました。

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○はとみね荘島嵜さん。
 現在はとみね荘では近くに新設の特別養護老人ホームを建設中で、そちらの担当もしながら、本当にお忙しい中お話を聞かせていただきました。

○訪問を終えて感じたこと

 研修を受講して終わりとするのではなく、その成果をどうサービスの質につなげていくかが重要ですが、はとみね荘では研修の位置づけが組織のなかで整理されており、細やかなフォローを行い、評価をする仕組みを整備している点が研修効果をあげるポイントになっていると感じました。